ヘルペスの種類と症状について

ヘルペスはウイルスによる感染症の事を意味し、そのウイルスには現在8種類が知られています。
ウイルスによって症状も違い、単純なウイルスによるものは口唇に発症をしたり、また、性器へ発症をします。
また、水痘・帯状発疹ウイルスによるものは、水疱瘡と帯状疱疹が知られています。
まず、口唇にできるものに口唇ヘルペスがあります。
症状が治まってもウイルスが神経細胞に潜んでいるために再発をする場合が多く、現在においては完全にウイルスを退治することはできません。

症状としては、まず、口唇ヘルペスは発感染か再発、また体調などの良しあしによっても違いがありますが、初感染の場合には口唇や口の周りなど広範囲に5mm大までの水泡が多発し、発熱や顎の下のリンパ節が腫れた状態となり口内炎を起こす場合もあります。
再発の場合には一部分に限定して現れる場合が多く、通常は10日から2週間程度で収まります。
性器ヘルペスはセックスなどによって感染し、感染後4~10日の潜伏期間をおいてから発症します。
38℃以上の発熱を伴う場合もありますが、まず、感染部の痛痒を感じるようになります。
最初は水膨れができ、その後つぶれて潰瘍性の病変がたくさんでき、女性の場合には痒みで排尿に支障を四たす場合もあります。
脚の付け根のリンパ節が腫れて痛くなり、特に、女性の場合には外陰部だけでなく、膀胱や子宮などといった内部に悪影響を及ぼすことが多く、最悪の場合にはウイルスが髄膜まで到達することにより髄膜炎の症状を起こしていまうこともあります。
収まるまでは、放置した場合には3週間ほどかかり、治療をすることによって1週間程度で完治することができます。
水疱瘡は水痘帯状疱疹ウイルスの感染により引き起こされ、良く、予防接種などにおいて耳にする症状ですが、この場合には、まず37℃程度の発熱や食欲の低下、軽い頭痛が現れます。
次に小さな平らで赤い発疹が見られるようになります。
その後数時間で発疹が膨らむと水膨れ状態となり、体中に広がりを始めます。
そして、最終的にはかさぶた状態となって完治へと向かいます。
水疱瘡は重症になったときには危険な病気として知られており、特に子供の場合には肺炎や気管支炎、また発熱けいれん、細菌感染症に至ることもあり、髄膜炎や脳炎などの神経系の病気を引き起こすこともあります。
帯状疱疹はほとんどの場合、体の左右どちらかの神経に帯状にでるのが特徴となっています。
皮膚に症状がでる数日から1週間前程度に軽い痛みが起こり、7~8日程度の痛みのピークが過ぎると、ほとんどの場合皮膚の症状の完治と同時に痛みも消えて行きます。

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